当クリニックは、乳腺・肛門・内科・外科の診療を行っております。
肛門外科について
痔は比較的女性に多い病気です。痔の大きな原因としては「妊娠・出産」や「便秘・下痢」、「冷え」などが挙げられ、これらに対する治療を同時に行います。
以下のような症状がある場合は
ご相談ください
- 排便時に血が出る
- お尻が痛い、かゆい
- お尻にできものがあるような感じ、排便時に何か出ている感じがする
- トイレに10分以上かかる
- ウォッシュレットで洗浄したらしみる
- 便秘がひどい
- 便が細くなった
診察の流れ
1 診察台へ
体の左を下にして診察台に横になり、膝を曲げ丸くなったシムス体位をとります。
スタッフが体勢のとり方をお声かけ致しますので、緊張せずリラックスしてください。2 指診
肛門および肛門周囲の状態を診察します。
3 視触診・超音波検査
指を肛門内に挿入して、肛門内に異常がないか触診します。
4 肛門鏡
小さなカメラのような器具を使い肛門内を広げて、肛門内の状態を観察します。
治療方針
痔・便秘の治療のほとんどは、生活習慣や食生活の改善とお薬となります。
生活習慣や食生活の改善やお薬で排便をコントロールすることで、痔がよくなることがほとんどですが、病状に応じて手術が必要となることがあります。手術方法は病状によるため、診察後相談となります。症状によっては相談して注射薬での治療も行います。
痔の場合の治療
- 〈お薬〉
- 便を柔らかくする薬、整腸剤、漢方、痔の炎症を抑える薬(内服・坐剤・軟膏)
- 〈手術(注射で治す治療)〉
- ジオン注(内痔核硬化療法剤)での治療を行っています。いぼ痔に対して、日帰りでいぼ痔に注射をするだけで治療を行うものです。
※当院ではできない手術が必要な患者さんや、痔と間違えやすい大腸/肛門ポリープ・肛門癌が見つかり大腸内視鏡検査が必要だと判断した場合は、連携医療機関もしくはご希望の医療機関にご紹介いたします。